『資本論』1

 マルクス資本論』を読み始める。長い。


 「商品は、一見したところでは、自明で平凡な物のように見える。商品を分析してみると、それは形而上学的な繊細さと神学的な意地悪さとにみちた、きわめて奇怪な物であることがわかる」。

 『資本論』は<商品>からはじまった。きっと、上の文句を読むことができたとき、本書は読み終わる。だから、これは最後のために残しておく備忘録。